老犬とワクチン

いつも色々なご質問を頂く中で、私も考えなきゃいけないな~と思わされる質問がたまにあります。
以前も頂いたことのある質問ではありましたが、今回頂いたご質問は「年をとった愛犬のワクチンについて」でした。
以前の時は良く行く動物病院に電話をして聞きました。
私「年をとった犬なのですが、ワクチンは受けた方が良いのでしょうか?」
先生「その時の犬の体調にもよりますが、免疫の落ちた老犬だからこそワクチンを接種することが望ましいと思いますよ。」
と言った内容のお返事でした。
その頃の私は「では、ワクチンは接種した方が良いんだ」と深く考えず、お客様にも動物病院の先生が言われたようにお伝えしたのですが、今回のご質問の時に「そういえばうちの犬も年をとってきたし、真面目に考えた方が良いのかな」と思い、インターネットなどで調べてみたところ、やはりアレルギーなど多少犬の体には負担がかかってしまう事もあるようですね。
でもいつも行っている動物病院の先生は、長い投薬が必要な時も親身になって考えてくれましたし、体に負担がかかることもしっかり話して下さって相談して下さるので、むやみやたらと接種することを勧めたわけではないと思います。
人間がアレルギーなどの副作用等も承知の上でインフルエンザの予防接種を受けようかどうしようか考えるのと同じように、犬のワクチンを受けるかどうかはオーナーである自分がしっかりと考えてやらないといけないのだと思います。
先生が「犬の体調にもよりますが・・・」と言われた意味が初めて分かった気がしました。
しかし、ワクチンを接種した方が良いという意見は変わりませんでした。
老犬だからこそ犬の体調をよく見て、体調の良い時を見計らって受けてあげないといけない野だと思います。
外の世界には(当館も同じですが)若い犬には平気なことでも、老犬にとっては害のある病気がそれは山のように沢山あるのだと思います。
それを未然に防いであげられれば犬にとっては一番良い事なのですよね。
やっぱり少しでも長生きして欲しいですからね。
さいふぁがいない生活なんて考えられません。
あ、思わず涙が・・・
それぞれのオーナーさんや動物病院の先生の意見などがあるとは思いますが、一番最後に決断をしなければいけないのはオーナーである自分であって、先生がこうしろと言われたからしたのに、こうなってしまったという後悔が残らないように、しっかりと自分の犬をよく見てオーナーとして考えて、そのうえで最善だと判断した方法をとってあげたいと思います。
「狂犬病は周りの人間の為、ワクチンやフェラリアの予防は犬の為に受けるのだ」
そう書かれていたインターネットのメッセージが強く残りました。
なんて皆さんはしっかり考えていらっしゃいますよね。
私も皆さんに負けない様頑張っていきます。

それでは本日のわん様方のご紹介です。

211トップを飾って頂きますのは、柴犬の北登ちゃんです。
キリットしたお顔立ちの凛々しい北登ちゃんでした。
212お次はミニチュアダックスフントのラッキーちゃん。
普段は良く吠えるんですとパパとママのお言葉でしたが、とってもお利口さんなラッキーちゃんでしたよ。
301美人のママさんとお写真頂けましたのはフラットコーテッドレトリバーのマックスちゃん。
もぉ~本当に毛並はツヤツヤでイケメンで、スタッフも実はメロメロでした。
313お次はシーズーのボビーちゃんです。
綺麗に切りそろえられた耳がふわふわして可愛いですね。
315こちらはパピヨンのレンちゃんです。
ちょこっと首を傾げた仕草がとってもキュートですね。
317こちらの真っ白くてふわふわっとしているのはポメラニアンのシシマルちゃんです。
くりくりっとした瞳が綺麗です。
318こちらのご家族旅行の一員はトイプードルのChicoちゃん。
今日はとっても寒かったですからね、寒くてプルプル震えていました。
でも、そんな姿も可愛いなんて思ってしまって申し訳ありません。
413最後はこちらもご団体ですね。
チワワのマリーちゃんです。
小さいのに可愛らしくて存在感バッチリですね。

皆様大変お疲れ様でございました。
ごゆっくりどうぞ。

老犬とワクチン” への2件のコメント

  1. 新米動物看護師です。
    うちの先生が患者さんに言っていた受け売りなのですが…
    アレルギーが心配なら混合ワクチンの種類を減らすというのも手です。
    5種9種などいろいろなワクチンがありますが、ただちにいのちに関わる伝染病はパルボウイルスとジステンバーの2種で、他の病気はかからないにこしたことはないけど、かかっても病院に連れていけば充分治療が出来る病気なのだそうです。
    ですので、幼犬や老犬には2種混合ワクチンを選ぶ人も多いです。
    体力があるうちは、5種を打つのがベストですが、どのワクチンをうつにしろ病院に出向き診察をしてからになると思いますので、獣医さんとよく相談して選べばよいと思いますよ。

    • ミィ様
      有難うございます。
      とても勉強になります。
      うちのさいふぁも老犬といってもおかしくない年齢となりましたのでとても参考になりました。
      お客様にも心配されていらっしゃる方も多いと思いますので、ミィ様に教えて頂いたようにご案内してみる事に致します。
      本当に有難うございました。

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