迷い犬

本日のお客様でも多くありましたが、最近よく聞くのが「迷い犬だったんです」とか、「保護したんです」と言う言葉。
凄いですよね。
しかし、深く今まで考えたことが無い自分にハッとしました。
私はもし迷い犬を見つけたとしたら、どう対応するんでしょう？
想像もつきませんね。
以前、私の近所・・・というか、同じ地区の方だと思うのですが、帰宅途中の私の車を止めて、「この辺りで白い犬見かけなかったでしょうか？」と、多分脱走してしまった飼い犬を必死で探していらっしゃる方がいました。
うちの犬がどこかに行ってしまったとしたら、やっぱりこの時の方のように血眼になって探すでしょう。
夜もろくに眠れないくらい心配すると思います。
でも、うろついている犬を見つけても手を差し伸べられるか？と言われると少しためらいます。
いかにも飼い犬と分かる様子だったら・・・小さな小型犬だったら・・・
悲しい言い訳ですね。
手を差し伸べられるような人になりたいです。

そういった施設で引き取るのにも、ずいぶんと覚悟がいると思います。
私に懐いてくれるか、それどころか心を開いてくれるか。
それが出来た皆さんを心から尊敬いたします。

ここを読んでいる方たちなら同じ疑問を抱かれることと思います。
どうして可愛がっていた犬を捨てられるのでしょう？
どうして虐待することが出来るのだろう？
皆さんも同じだと思いますが、私はうちの犬が可愛くて可愛くて仕方ないので、こういった気持ちが分からないです。
少しお手入れをさぼってしまった時の外耳炎にも、ものすごく後悔しました。
もっと自分がしっかりと見ていてあげていれば・・・
皆さんも同じですよね。
自分の子供と同じだと思うのですが・・・

今日いらっしゃったわんちゃん達、過去のわんちゃん達の中にもいらっしゃいました。
私たちがお会いできたのは、素晴らしいオーナーさん達に出会えた幸せなわんちゃん達ですが、こんな幸せなわんちゃんは一握りなんですよね。
インターネットを覗けば、目をそらしたくなるような可哀想なわんちゃんたちの悲しくも残酷なシーンを目にすることもあります。
目をそらしてはいけない。
こんなことはあってはいけない。
目をそらすことなく、こんなことは無くさなくてはいけない。
そういったことをしてしまった方たちも痛む心を持ってほしいですね。
本日は暗いお話しからはじまってしまい大変申し訳ありません。

それでは本日のわん様方のご紹介です。

トイプードルのぷぅちゃんです。
最高に良い笑顔有難うございました。
心が洗われる様です。
ミニチュアダックスフントのリッキーちゃんです。
ママに抱っこされて安心したようですね。
とってもシャイなリッキーちゃんでした。
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーのMIXのとこちゃんです。
ご家族でお写真ありがとうございました。
とっても穏やかなとこちゃんでした。
チワワのはなちゃんと、ペギちゃんです。
とっても可愛らしいはなちゃんと、ペギちゃんですが、2頭とも捨てられていたところを今のパパ・ママに保護されたそうです。
可愛らしいお耳がその時の名残の様ですが、痛々しいです。
柴犬の円（マル）ちゃんです。
今はとっても穏やかなお顔ですが、円ちゃんは迷い犬だったそうです。
今のパパとママに愛されて幸せそうなお顔ですね。
トイプードルのピーすけちゃんです。
お洋服は可愛らしいティガーの着ぐるみなんです。
とてもよくお似合いで可愛いです。