本日は少々つらいお話です。
先日暫く交流の途切れていた友人から久しぶりの電話がありました。
その友人もわんちゃんを飼っていて、途切れる直前には、
「癌で手の施しようのない状況、もうながくないかも・・・・」
と言っていました。
可哀想だとはいう事は出来ても、月並みに「あまり気落ちしないで・・・」
位しか言う言葉も見つからず、その後も「その後どう?」と聞く事も出来ず、その友人との交流は途切れてしまいました。
その後我が家のさいふぁに腫瘍が見つかり、「低悪性癌」との診断を受け、打ちひしがれていたのですが、友人のわんちゃんもまだ生きていると人づてに聞いて、「まだまだ大丈夫。」と気持ちを切り替える事が出来ました。
そんな友人からの電話の内容は、彼女にとってとてつもなくつらい状況でした。
「痙攣をしだしたけど、どうしたらいい?」
私ははじめ言葉に詰まってしまい何も言う事が出来ませんでした。
「えびさんの時はどうしてた?」
友人には以前「さいふぁが多分てんかんみたいで、年に数回程度だけど痙攣をおこすんだよ」と話したことがあるので、その発作の時にどう対処していたのか?
(現在は心臓の弁が弱まっているという事で、心臓を助けるお薬を飲んでいるので、今思えばてんかんでは無く、心臓発作だったのかもしれないなと思うのですが)
たいした処置をしてあげていたわけではないので、言いにくいなっと少し思いましたが、
「抱きしめてあげた。とにかく傍にいて撫でてあげて・・・」
ただ、大丈夫だよ、怖くないよと声を掛け続けていただけ。
てんかんかもしれないと思った時も、動物病院に相談こそはしたものの、田舎では検査もできず、検査の為には遠い都会の病院まで連れて行かないといけないので検査は諦めてしまった私が友人に出来る事があるのでしょうか?
そんなつらい時に私を思い出してくれたのに、大したことを言ってあげられなくって、何の力にもなってあげられない事が本当に心苦しく思いました。
電話を切った後も、何かもっと言ってあげられなかったのか・・・何か出来る事があったのではないかと色々と考えていましたが、未だに何も浮かびません。
何時かさいふぁと私にも同じ事が起こるかもしれない。
先のことを考えても仕方ないのですが、他人事ではありません。
でも、いつかのその時は傍にいてあげられたら・・・苦しむことなく逝ってくれることを望まずにはいられません。
友人も心を強く持ってわんちゃんを見守ってあげてくれると・・・
暗く重いお話しで申し訳ありません。
それでは本日のわん様方の御紹介です。
パピヨンの良太クン。
ポメラニアンのティアラちゃん(左)、チワワのマックスくん。
ヨークシャテリアのチョコくん。
こちらのお客様もヨークシャテリアのお客様です。はるクン。
チワワのりんちゃん。
皆様お疲れの所お写真にご協力いただきまして誠に有り難うございました。 ごゆっくりお過ごしくださいませ。
下呂温泉 紅葉館別館 わん泊亭HP http://koyokan-wanpakutei.jp/